2025.04.16
【研究概要】
藤田医科大学 内分泌・代謝・糖尿病内科学(講座教授 鈴木 敦詞)および関西電力医学研究所は、β遮断薬という主に心臓の病気などに使われる薬が、膵臓のインスリンを出す細胞(β細胞)にどのような影響をおよぼすかをマウスの細胞を用いた実験により明らかにしました。この研究では、β遮断薬が、病気の治療に用いられる範囲を超えた非常な高濃度になると、意外なことに膵β細胞からのインスリン分泌を刺激するということがわかりました。
本研究は村尾 直哉 上級特別研究員を中心に行われ、論文は2025年4月13日にPharmacology Research & Perspectives誌のオンライン版で公開されました。
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