2017.08.01
2型糖尿病の治療戦略として注目されるインクレチン。100年以上前に提唱されたインクレチン・コンセプトは、腸管から分泌されるホルモンが膵内分泌腺に作用してインスリン分泌を促進するというものでした。現在までに、GIPとGLP-1の2つが同定されていますが、最近、いくつかの基礎研究からGLP-1については、本来のインクレチンの定義とは異なる作用機序を介してインスリン分泌を促進することが明らかにされています。一連の知見を考察した論文が、アジア糖尿病学会(Asian Association for the Study of Diabetes)の機関誌Journal of Diabetes Investigation誌に掲載されました。
出版社ホームページ → http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jdi.12718/full
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