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2型糖尿病患者において経口セマグルチドはSGLT2阻害薬と比べて 筋肉量の減少が小さい可能性を指摘|新着情報|関西電力 医学研究所

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2026.02.10

2型糖尿病患者において経口セマグルチドはSGLT2阻害薬と比べて 筋肉量の減少が小さい可能性を指摘

【本研究のポイント】

・経口セマグルチドとSGLT2阻害薬は、両者とも血糖値および体重管理に有益な効果をもたらすだけでなく、腎保護および心血管保護作用を有することが報告されています。

・本研究では、当院外来通院中の2型糖尿病患者のカルテデータを用いて両者の治療効果を比較し、経口セマグルチドとSGLT2阻害薬はいずれもHbA1c、体重、肝酵素値を同様に低下させますが、SGLT2阻害薬は体重減少に伴い骨格筋量の有意な減少を認めるのに対して、経口セマグルチドでは筋肉量の有意な減少を認めないことが示されました。

【研究概要】

関西電力医学研究所 所長/関西電力病院 総長 清野 裕、関西電力医学研究所 糖尿病研究センター 代謝・栄養研究部 部長/関西電力病院 糖尿病・内分泌代謝センター 部長 浜本 芳之、関西電力医学研究所 糖尿病研究センター 研究員 大守 泰広らのグループは、当院外来通院中の2型糖尿病患者の電子カルテデータを用いて、経口セマグルチドとSGLT2阻害薬はいずれもHbA1c、体重、肝酵素値を同様に低下させますが、SGLT2阻害薬は体重減少に伴い骨格筋量の有意な減少を認めるのに対して、経口セマグルチドでは筋肉量の有意な減少を認めないことを報告しました。経口セマグルチドとSGLT2阻害薬は、両者とも血糖値および体重管理に有益な効果をもたらすだけでなく、腎保護および心血管保護作用を有することが示されています。しかし、SGLT2阻害薬は経口セマグルチドと比較して筋肉量の観点では好ましくない変化を招く可能性があり、サルコペニアリスクのある患者へのSGLT2阻害薬使用には注意が必要と考えます。

本研究成果は、2026年1月20日にアジア糖尿病学会の機関誌「Journal of Diabetes Investigation」で公開されました。

【論文情報】

論文名

Retrospective comparison of the clinical effects of oral semaglutide and SGLT2 inhibitors treatment in patients with type 2 diabetes

掲載雑誌

Journal of Diabetes Investigation

著者

Yasuhiro Omori, Ryota Usui, Yuji Yamazaki, Hitoshi Kuwata, Yoshiyuki Hamamoto, Yuichiro Yamada, Yutaka Seino

DOI  10.1111/jdi.70240

URL  https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jdi.70240

【問い合わせ先】

関西電力医学研究所 糖尿病研究センター

浜本 芳之

E-mail: hamamoto.yoshiyuki@b4.kepco.co.jp

・詳細はこちら→【プレスリリース】

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