2023.11.02
2023年11月2日
秋田大学、関西電力医学研究所、藤田医科大学、岐阜大学は、食後に分泌が増加する消化管ホルモンGIP (Gastric inhibitory polypeptide) が骨格筋の間葉系前駆細胞の脂肪分化を促進し、サルコペニア(老化による筋量・筋機能の低下)の一因となること、そして、このホルモンの作用シグナルを抑制することがサルコペニアの改善に繋がることを明らかにしました。本研究は、筋肉老化の新しいメカニズムを提示するのみならず、サルコペニアの新規治療法開発の基盤となることが期待されます。この研究成果は、国際医学誌『Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle』での掲載に先立ち、2023年10月27日にオンライン公開されました。
・プレスリリースはこちら→GIP受容体シグナル抑制はサルコペニア改善に寄与する
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